地震速報や震度の観測のためのアプリとして有名な「ゆれくるコール」。最近では以前よりも着実にパワーアップしていて、見やすく、より早い情報が受け取れるようです。そこで、「緊急地震速報は標準で鳴るから良くない?」と思ってるあなたに、よりしっかりと地震情報を受け取れる併用のやり方を教えます!
まずは「ゆれくるコール」をDLしよう
アプリゆれくるコールは、その名の通り地震がもう直ぐ来るという情報をプッシュ通知とアプリ内表示で教えてくれるアプリです。
また、地震後にその地震の正確な情報を確認することもできます。
端末が標準で受け取る地震情報
キャリア端末が標準で受け取る地震に関する情報は、「緊急地震速報」です。これは、気象庁が観測して最大震度が5弱以上と予想された場合に発表することになっています。
発信元から一定のエリアの端末に向かって配信されます。
ゆれくるコールで受け取れる地震情報
ゆれくるコールでは、気象庁が観測している、上記の最大震度を予想するためのデータををもとに、アプリ内で設定した地点に影響のある範囲に通知します。
どのくらいの揺れの大きさから通知するかは震度1から選択できます。
つまり、ゆれくるコールでは中程度の地震の通知も受け取れる
緊急地震速報では最大震度が震度5弱以上と予想された、大地震の場合にしか配信されません。が、ゆれくるコールなら震度1から選択できるので、中くらいの地震が予想される際も通知されます。
また、緊急地震速報はあくまでも予想なので、震度5弱以下と予想されたため速報の配信がなかったのに実際には震度5弱以上だったという場合もあるようです。
ゆれくるコールで体に感じる地震をすべて受信したいなら「震度2~3以上」、物が倒れたり対策しないとならない程のものだけを受信したいなら「震度3~4以上」に設定しておけば、万が一予想が下回ってしまっていても通知漏れになる可能性を防げます。
ゆれくるコールの弱点:マナーモード
はい、小さな地震も知らせてくれるゆれくるコールにも弱点があります。それがマナーモード。
マナーモード中、ゆれくるコールでは通知はされるものの音が鳴りません。
端末標準装備の緊急地震速報ではマナーモードに関わらず速報を受信すれば大音量であの不気味な音が鳴りますが、いちアプリであるゆれくるコールにはマナーモードを蹴り破って音を鳴らす権力を持てないそうです。
そのため、ゆれくるコールを入れているからといって端末標準装備の緊急地震速報をOFFにするのではなく、両方を使うことで弱点を補い合うような設定にしておくことをオススメします。
端末標準装備の緊急地震速報がONになってるかどうか確かめる方法
iPhoneの場合
設定>通知 の一番下です。
Androidの場合
地震発生後はゆれくるコールアプリで状況を確認
ゆれくるコールアプリでは、地震後に気象庁から発表される地震情報(各地の震度)を地図で確認できます。また、それに加えてアプリユーザーが報告する「ゆれ体感」も地図で確認できます。
また、アプリゆれくるコールで通知される情報をまとめると、
です。
災害の状況を素早く確認し、適切な行動に役立てましょう。